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お金とはいったい、何なのか

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夢とお金の専門家、シナジーブレインの安田 修です。

子供はお金に凄く興味を持ちますし、不思議がりますよね。私も小さな頃からお金に関心があって、ずっとそれが何なのか考えて来たわけです。こう書くとすぐに「金の亡者」とか言われるわけですが、お金のことを考えないのは、思考停止だと思います。まだ結論に達してはいないものの、お金とは何か、書いてみましょう。

交換(支払)の手段

経済学的には、お金の機能は3つに分かれるとされています。すなわち、「交換」「価値尺度」「価値保存」です。基本的なことですが、まずはこれらの機能を順番に見ていきます。

「交換(支払)」ですが、まだお金のなかった時代には、山でウサギを狩った狩人と、川で魚を釣った漁師が直接出会い、交換をしていましたと。これだと肉も魚も鮮度のいいうちに互いが出会えないと交換できないので、魚が無くても肉が欲しければ、貝殻かなにか、いったん何か腐らないもので支払います。

そして、肉を「買った」漁師の方はその「価値の借り」を返すべく、魚が釣れたときに狩人のところに行って、魚を渡して貝殻を回収するわけです。こうして、交換がスムーズになるわけですね。貝殻があることで、価値の貸し借りという考え方も生まれます。3者以上での交換も、可能になるでしょう。

価値の尺度

で、ウサギと魚ならこれだけで良いのですが、イノシシだったらどうなのと。イノシシ一頭と交換するには、魚10匹くらいは必要なんじゃないかと狩人の方が思うわけです。イノシシは、ウサギの10倍の価値があると。そうすると、先ほどの例だとイノシシを受け取った漁師は貝殻10個を支払うということにすれば良い。

この「価値の尺度」の機能があることで、イノシシ一頭を、魚5匹と交換して、余った貝殻で米も1俵買おうとか、複雑な取引が可能になってくるわけです。

価値の蓄積・保存

そうすると次に何が起きるか、この「お金」である貝殻そのものに価値が出てくるわけです。これをたくさん貯めておいて、将来使おうということができるようになります。これが価値の蓄積(保存)です。腕の良い漁師、安定した作物が取れる地主など、お金持ちになる人が出てくるわけですね。

お金そのものに価値を感じるには、石ころよりもきれいな貝殻が都合が良かったでしょう。金や銀などは、採れる量が少ない上にきれいなので、お金としては最適でした。金は錆びないし、どこまでも薄く伸ばすこともできるという、お金として有利な特性もあります。

紙幣の発行と兌換の停止

歴史的な経緯は割愛しますが、かつて紙幣は金銀の裏付けがありました。金銀がお金だった時代から、誰かが「これ、金銀と交換することを約束すれば、紙で良いんじゃない?」と気付き、更には、「別に金銀と交換できなくても良いんじゃない?」と考えついた。これ、ものすごい発想の飛躍ですよね。

で、そのあと利子とか信用創造とか、為替・為替相場などなど、とんでもない発明が繰り返されます。もはや、誰にもお金の本質とは何かがわからないくらいまでに、お金は高度にデフォルメされ、概念化されてしまいました。

私は今でも、1万円札で1万円分のモノやサービスが買えるのが不思議でなりません。ラスベガスでおもちゃみたいなドル紙幣をスロットマシーンにじゃんじゃん食べさせているときに、この疑問は頂点に達しました。

「お金とはいったい、何なんだ?」

知識としては知っています。皆さん、日本政府を信じているんですよね。国家の信用があるから、1万円札は1万円札でいられるわけです。でもその国家が1000兆円の負債を抱えていて、そのうち破綻するのだとしたら、じゃあやっぱり、この1万円札はいったい何なのだろうか。国家も紙幣も、フィクションなのでは?

単なる点数

一時期は、「お金とは、単なる点数でしかない」と思っていました。もちろん、お金が足りないと生活ができないので一定程度は必要なのですが、それを超えると記号でしかなくなる感覚です。頑張ったら人よりもちょっと多く貰えて、それが続くと通帳に書いてある数字が増えて、まあトロフィーみたいなものなのかな、と。

そんな風に感じていたことがあったんです。もちろん無理にでも使えばそれは家になったり車になったりするのでしょうが、それらも結局、点数でありトロフィーでしかないというか。疲れていたんですかね(笑)。

感謝の現れ

そして、今は一歩進んで、「お金とは感謝の現れなのだ」と考えるようになっています。もちろん、私が言い出したことではありませんが、ようやくそれが腹に落ちるようになりました。

お金が感謝の現れであるなら、利益の出ない「正しい」事業なんてないのではないかと思います。正しいビジョン・夢は、多くの人の共感・感謝を得ることができるので、お金に変わるのではないかなと。利益の出ない会社は、人のためになる「正しい」ことをしていないのではないかと考えるわけです。

多分お金は、人からの感謝が姿を変えたものです。ウサギの肉をくれてありがとう、魚をくれてありがとう。こんな嬉しいサービスをしてくれてありがとう。そして、他の人よりも大きな価値を提供した人のところに感謝は集まり、貯まり、結果としてお金持ちになる。そういうことかな、と今は思います。それでは、また。

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