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就活とは婚活であり、就職とは結婚である

夢とお金の専門家、シナジーブレインの安田 修です。

もう少し若い頃は、「就職活動は恋愛と一緒だ」と豪語していました。不惑を目前とした今日この頃、恋愛というよりも、婚活の方がしっくりくるかな、と思い始めました。そんなアラフォーの戯言です。

私が日本生命という会社を選んだ理由

2016年の新卒採用スケジュールは「選考活動開始」が8月1日以降ということになっているのですが、既に街には就活の学生さんが溢れています。髪を黒く染め、画一的なリクルートスーツに身を包み、就活ナビに登録し、自己分析をして、履歴書やエントリーシートを作り込み、面接の数をこなしていく。楽しいですけど、大変ですよね。

私が就職活動をしていた頃は、バブルが完全に崩壊し、今まで絶対に潰れないと言われていた大手の金融機関が潰れたり合併をして、新卒採用マーケットは超氷河期でした。私は北海道大学の経済学部でしたが、北海道の再優良企業の一つで唯一の都銀である拓銀が目の前で破綻してしまったという。本当に、何も信じられなくなりましたね。

で、真剣に考えました。今は経済が悪いので金融も人気がないけれども、いずれまた良くなるだろう。ならば底値で買っておくかと。いずれは起業もしたいし、多くの企業を見るには融資が良い。できれば、長期的な視点で企業を分析できる会社が良い。そう考えていくと、都銀よりも生保・信託が有力候補になってきました。

日本生命保険相互会社という会社はその中でも最大の規模ですから社会的にもインパクトのある仕事ができますし、その割には風通しも良さそうでした。会った人の印象も良かった。学閥が強くなさそうなのも良い。私の中で第一希望になり、そのまま決めました。これら当時の印象は、概ね間違っていなかったと今でも思います。

就職活動をうまく進めるコツ

これから就活という戦場に赴く若者へのアドバイスとしては、「とにかく場数を多く踏め」ということと「誠実に、プロセス自体を楽しめ」ということだけですね。こんなに多くの企業と触れ合える機会は、社会人になってしまうとあまり無いので、エントリーは多ければ多い方が良いと私は思います。

ちなみに私の場合、エントリーだけなら200社くらいしました。無料で色んな企業に取材ができると考えれば、申し込まない手は無いでしょう。スケジュールが重なったら、興味・関心の高い方を残せば良いだけの話です。スケジュールの調整も、社会人になるための練習だと思いましょう。

それだけタマがあると、目の前の企業に採用して貰わなくても平気と考えられることも大きなメリットです。メーカーに行って「金融志望です」と言い放ったり、日本生命の採用の人に「保険金詐欺なんて保険会社はむしろ被害者なのに、世間から叩かれるのは御社に信頼感が無いからだ」なんて暴論を吐いていた記憶があります。

いやあ、若かった(恥)。でもまあ、こっちは学生なんだから若くて当たり前で、むしろそれくらいの方が興味を持って貰えるかな、という計算もありました。もちろん、ノートに自己分析をしっかりしたり、会う前にはホームページくらいは目を通したりといった努力もしました。礼儀ですよね、それくらいは。

就活と婚活の共通点

自分のことを好きになって下さい、と迫ると相手は引く

このことから、「就活は恋愛だ」と若き日の私は思った訳です。「御社が第一希望で、他社のことは考えていない。骨を埋めるつもりで頑張りたい。何でもしますから!」と迫れば迫るほど、相手は引いていきます。追えば逃げて、逃げれば負う。まさに恋愛そのものです。ついでに言えば、猫もそうです。

追ってはいけないんです。相手に自分を追わせないといけない。「自分には魅力があって、そのことは良くわかっている。別にあなたじゃなくても他に相手はいくらでもいますよ」というオーラを出しておくことが大切です。だから、第一希望なんて一回も言いませんでしたよ。

変な話、内定が一つ貰えると、他からもばたばた内定が出ます。モテる人は、そのこと自体を理由にますます、モテるんです。モテない人は余裕を失って、必死な感じが相手に伝わり、負のスパイラルに入っていくんです。

本当に相性が良い、唯一の相手を探すゲームである

恋愛というと一夜限りの恋も恋愛ですが、就活はむしろ結婚を前提としたまじめな恋愛だよな、と考え直しました。頑張って内定を得る必要なんて無いんです。内定が出ないよりもむしろ、相性の悪い会社に入ってしまうことが最悪の結果です。

だからありのままで挑む?いえ、それは違います。あなたが黙っていてもモテるだけの魅力を持っていればそれでも良いでしょう。しかし、そうでないのであれば、魅力を自ら探し出し、相手に伝える方法を考えましょう。ただ必死になるだけではダメです。キャラを活かして、独自の戦略を持ちましょう

駆け引きでも勝てるが、その後が地獄になる

極端な話、嘘をついて内定を取ることは可能です。人事はプロだとか偉そうなことを言いますが、本気で騙せば騙せないことは無い。それも恋愛と一緒です(!)。が、その後に待っているのは結婚なので、相性の悪い相手を騙して結婚しても、その後は地獄です。就活は、やはり婚活なんです。

今はインターン全盛になったり、情報量が増えたりと、15年前とは環境が違うと言われるかもしれませんが、就活の本質は何も変わっていません。結婚の本質が、何も変わっていないように。人生に一度しかない新卒という身分を、楽しんで下さい!それでは、また。

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