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もし私の鼻がもう少し高かったら、歴史は変わっていただろう

夢とお金の専門家、シナジーブレインの安田 修です。

オリジナルは「クレオパトラの鼻。もしもそれがもっと低かったら、大地の全表面が変わっていただろう」(パスカル『パンセ』)です。これ、色々と間違えて覚えていませんか?まあそれはそれとして、自分が持って生まれたものや置かれた環境が少し違えば、起業はしていないだろうと思ったので、そのことを書きます。

もしスポーツ万能のイケメンだったら

もし私がスポーツ万能のイケメンだったら、恐らく起業はしていないでしょう。念のためにお伝えしておくと、私はブサメンとまでは敢えて言いませんが、最大限の贔屓目で見てもイケメンではありませんし、スポーツもからっきしです。「もしこうだったら」と言っている時点でそうでないことはお察し下さい

小学校の頃って、足が速いだけでモテましたよね。これは動物的本能に拠る、多分本質的なことです。中学・高校になるとオシャレで顔が良い子がモテて、大学で勉強のできる子が多少は報われます。社会人になると会社名や年収など、現実的な要素も武器になります。なので、私は高校までは、からっきしモテませんでした。

仮に私がスポーツ万能のイケメンだったら小・中くらいでモテていたはずなので、私の性格からすると「人生、楽勝だな」と思ってそこで努力を止めていたと思うんですよね。ある程度、辛い経験をしたからこそ、「今に見ていろ」というハングリー精神が生まれたと今になれば思います。

もし友達が大勢いるリア充だったら

もし私が友達が大勢いるリア充だったら、きっと起業はしていないでしょう。私は比較的小さな頃から、友達と遊ぶよりも本を読むのが好きな子でした。誰とでもすぐに仲良くなれるタイプではありませんし、今でも気を抜くと、できれば人と会うよりは一人で本を読んでいたい、と思ってしまいます。

そもそもそんなに大勢友達がいて、誰とも付き合い良くしていたら、本を読んだり資格を取ったりする時間がなくなりますよね。ノートやPCと向かい合って人生の戦略を練るということも、しようとも思わないのではないでしょうか。外向的な人よりも、内向的な人の方が、案外起業には向いているのかもしれません。

もし素直で勤勉な性格だったら

もし私が素直で勤勉な性格だったら、やはり起業はしていないでしょう。何にでもすぐ疑問を持ち、文句を言い、手抜きの方法を考える、ある種「ひねくれた」性格だからこそ、起業したのだと思います。これは、サラリーマンとして不適合な性格だったということに尽きます。

どんなに理不尽なことがあっても、自分の身の丈にあった幸せを追っていれば良い。ナンバーワンにならなくても良い、もともと特別なオンリーワン。そんな風に考えられたら起業なんてしません。世界がこんなに理不尽なはずがない、もっと良く変えられるはずだ、それが起業家の発想ではないかという気がします。

もし独身だったら

もし私が今でも独身だったら、案外起業はしていないかもしれません。身軽でリスクも無いのだから、起業はしやすくなる気もしますが、そうであれば自分のことだけにかまけて、起業なんかしない気がします。世の中を変えたいという発想は、子供がいることで強化されるように感じます。より良いものを残したい、と。

また、独身だったら未だに恋だ愛だとかけずり回っているのでしょうが、今はそこに余計なエネルギーを割く必要がなくなっています。あとの楽しみは起業だな、とエネルギーが集約されている感じです。

もし不老長寿だったら

もし私が不老長寿だったら、起業はしないと思います。やはり、「人はいつか死ぬのだから、一度しかない人生を悔いの無いものにしよう」というのが起業の原動力になっていますし、本当に不老長寿だったらそもそも仕事をしませんよね、きっと。何をしてもしなくても同じなので、何もしなくなるでしょう。

私は子供の頃はゼンソク持ちでした。突然発作がおきて咳が続いて呼吸困難になり、1日に何度も点滴を受けに病院に通うことが良くありました。幼い頃から1日に何時間も病室にいて、吐くまで咳をしながら、自分の身体に流し込まれる点滴の液体をただ見つめていると、どうしても「死」のことを考えます。

その時に、起業のことを考えた記憶はありませんが、「自分はいつか死ぬ。もしかしたら他の人よりも早く」という考えは、人並みには丈夫な身体になった今でも、常に根底にあるようです。

歴史に「もしも」は無い

と、ここまで書いてきて恐縮ですが、歴史に「もしも」はありません。今の自分は必然的に今の自分です。ただこういう弱みやコンプレックスが、裏を返せば他でもない自分の強みであり、前に進むための原動力になっているように思えます。そういうこともひっくるめて、自分なんだということですよね。

何が言いたいかというと、「ああ、自分がイケメンじゃなくて、友達も少なくてホントに良かった」ということです。・・・それでは、また。

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