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ノウハウコレクターから脱却し、学びのスピードを最大化するには

夢とお金の専門家、シナジーブレインの安田 修です。

世の中には、いつまでも「起業準備中」というステータスで、数多くの知識・ノウハウを身につけているにも関わらず、一向に行動を起こす気配のない、「ノウハウコレクター」と呼ばれる人達が多く存在します。今回はこのノウハウコレクター状態から脱却し、学びのスピードを劇的に高める方法を考えてみます。

ノウハウコレクターの日常

「いつかは決めていないが、起業を選択肢に入れて勉強中」という人、実はとても多いんです。かつての私も、見方によってはそうだったかもしれません。「資格マニア」として様々な資格を取ったり、本を大量に読んだり、セミナーや勉強会に参加したり。異業種交流会や朝会で意識高く交流している人も多いですね。

共通した特徴としては真面目で、知識・ノウハウの習得に非常に前向きであるということです。マーケティングやネットビジネス、SNSに会計・税務、経営学にコンサルティング・コーチングやネットビジネス、プレゼンテーションに自己啓発と、守備範囲も広くて、凄いなと思います。まさにこれ、かつての自分ですが(笑)。

どの知識も、「いつか必ず役に立つから」と身につけようとするんですね。家族との時間が減り、疲労して幸福感を感じられなくなり、下手したら本業が少し疎かになったりします。まだ足りない、これも知らない、あれもこれも必要だ・・・結果として、いつまでも起業するために「十分な知識」は身に付きません。

泳げるようになるまでプールにはいかない

これ、のび太の発想なんですよね。ドラえもんに出てくるあののび太ですが、彼はプールに誘われても「泳げないから」という理由で断るんですよ。で、部屋の畳の上で泳ぎの練習をしていて、「プールに行くのは、泳げるようになってから」という意味の発言をするんですね。のび太すげえ、って思いましたよ。

これ、面白いですよね。プールに行って練習しなかったら、いつまでも泳げるようにはなりませんよね。いきなり海に飛び込めとは言いませんが、浅いプールで手足を動かしてみるところから始めないといつまでも泳げません。部屋で水泳の解説書を暗記するくらい丹念に読んだところで、泳げるようにはなりません

これは起業でも何でも同じで、「いつか必要になるだろうから」と勉強しても、なかなか身には付きません。これ、少なくとも高校まではそういう勉強をさせられていて、それが当たり前になってしまったという悲劇だと思います。社会人の勉強は、それではダメです。知識を活かすための現場がないと、身に付きません。

かといって、とにかくやるだけではダメ

です。かといって、海に飛び込みさえすれば良いというものでもない。飛び込んで、死にそうになって、這い上がってきてからもしくは海の中で学習する。必要性に迫られたタイミングで、必死に勉強をするのが一番身に付きます。理想は、海に飛び込む前の日くらいから勉強を始めたいところではありますが。

結局人間は、生きるために必要なことしか覚えられないんですよ。「若いうちはとにかく仕事を必死でやれ」的なアドバイスは、こういう切り口から妥当だと思えます。とにかく追い込まれて、学ばないと生き残れない、恥をかく、できれば「下手したらクビになる」というくらいの場面に、多く出会うことです。

だから、仕事はそれなりにこなしながら経営学を勉強する、というのは身に付きません。小さくても良いから、会社を経営している人にしか、経営の力は付かないんです。一方で「経営は勘、勉強なんて無駄」も言い過ぎで、悩んだり苦しんでいる中で人の教えを乞うたり、自分で勉強したりしましょうよ、という話です。

一歩進んで、必要性を創り出す

だから凄くシンプルに言ってしまうと、経営者として力を付けたかったら起業すれば良いんです。必死さは全然違いますが、とりあえずは副業でもやらないよりは遥かに良いでしょう。利益が出たら税金をどうするかとかそういう細かいことは、実際に利益が出たらわかります。安心して下さい、そんな簡単に儲かりませんよ。

そこまでできないという人でも、例えばマーケティングの知識を身につけたかったら、マーケティングを題材にしたセミナーを主催してみてはどうでしょうか。お金を取った方が緊張感があってベターですが、無料の勉強会でも良いですよ。そのセミナーなり勉強会に参加するのではなくて、自分が講師をするんです。

ノウハウコレクターの人は決まって、「セミナー講師はなんか、気が進まないんですよ」などと仰るのですが、それはそう、参加する方が気は楽でしょう。でも、本当の知識は教える側に回らないと身に付きません。別にセミナー講師を職業にしなくても良いのですが、何をするにも講師が勤まるくらいの知識は必要です。

なので、会場を予約し、「1ヶ月後にこのテーマでセミナーをするから、来てね」と告知をして、何人かの知り合いを集めてしまいましょう。人を集める大変さを知るのもまた、活きた起業準備です。セミナーの開催が決まったら、それから勉強するんです。アウトプットを先に決めましょう。それでは、また。

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