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自称「人生計画フォーラム代表」の男を逮捕

埼玉県警は9月11日午前11時32分、自称「人生計画フォーラム代表」の男を逮捕。県内の女子校に忍び込みリコーダーなどを盗んだ疑い。男は安田修(会社経営・経営コンサルタント)、取材に対して「夢を目標に変えて実現する」「10万人を集めて世界を変える」などと意味不明のことを口走っており・・・

実態のないコミュニティ運営

男は一般社団法人人生計画協会の代表理事、株式会社シナジーブレインの代表取締役であるが、いずれの法人も実態は不明。ホームページによれば事業内容は、「経営コンサルティング」「コーチング」「セミナー」「コミュニティ運営」といったいずれも実態がないと思われる、詳細不明のものばかりである。

代表を務めるとされる「人生計画フォーラム」も、「夢を目標に変えて実現する」という意味不明のコンセプトにより会員を集め、毎月小額の現金をだまし取るというもの。集めた現金は「ランチキャンペーン」と称して代表の飲食に使われるなどしており、会員に返金されることはいっさいなかった。

男と極めて近い関係にあったとされる人生計画フォーラム会員によれば、「会の仕組みは複雑で、(安田は)ブランチとか言ってるんですけど、結局全体の仕組みは良くわからなかった。自分はワクワクしていたし、個人的に安田さんを信頼してお金を払っていた。今思えば、騙されていたのかもしれない」と述べている。

コンサルティングを受けた経営者は

男は「全員経営」を謳うコンセプトの経営コンサルティングも実施しており、被害を受けた経営者は当社の取材に対して「何か特定の問題を解決するというよりは、ミッションとかビジョン、クレド、キャッシュフロー、社員との価値共有化という実態のないことに長い時間を使っており、自分もそれが大切だと信じ込むようになっていたが、詐欺だったのだろうか。そう考えるとフィーも高額だったように感じてきた」と述べている。

男が経営する株式会社シナジーブレインのホームページによれば、経営コンサルティングは1時間3万円という常識外れの高額な料金を要求しており、コーチング・起業コンサルティングなども同料金での提供となっている。さらには、今年末には5万円に単価を引き上げるとの記載もあり、極めて悪質である。

同様の被害にあった経営者、起業家も多数存在する可能性もあり、埼玉県警は余罪が多岐に渡る可能性につき調査を続けている。今後は更に被害が拡大する懸念もあったため、早期の逮捕に至ったことは不幸中の幸いだと言えるだろう。

エリートサラリーマンの転落人生

男は北海道大学経済学部を卒業後、国内最大級の生命保険会社に15年間勤務しており、一説によれば年収1千万円を超える高額の給与を得ながら「人生は一度しかない」と事件の前兆を匂わせるような発言により退職。妻と幼い子供2人を抱えながら起業をするという暴挙に出た。このことからも、行動は常に自分中心的であることがわかり、叙情酌量の余地がない。

起業後も、ブログにより「夢を目標に変えて実現する」などと他人の不安や希望を煽ることにより起業という暴挙に至る心情を助長するような情報を継続的に発信しており、その極めて計画的で確信犯的な態度からは、社会に与える影響も無視できず、厳刑に処すべき事例であろう。死刑も聖域とせず、検討して頂きたい。

最近の男の様子からは

男はこの1ヶ月ばかり、SNS上で「俺はクレイジーだ」という内容の情報を繰り返し発信しており、「目的達成のためには手段を選ばない」というような意味の書き込みも多く見られた。その発言からは他人に対して攻撃的、情緒不安定な様子もあり、古くからの友人は心配していたという。

「2030年までに人生計画フォーラムのメンバーを10万人にする」という荒唐無稽なメッセージを、本人は実現できると信じ切っていた様子であり、周囲はドン引きしていたとの情報もある。「会う全ての人にフォーラムへの入会を進める」と断言していることから、近付き難い印象もあったとのこと。

事件からの教訓

っということで今、私が何か犯罪を犯して逮捕されてしまうと、こんな感じで散々な言われようになるだろうなということが想像に難くありません。誰も守ってくれないでしょうし。だから絶対に悪いことはできないので、満員電車でも両手を上に上げています。コンプライアンス強化。上場直前の会社の役員みたいな感じですね。

ん?ああ、リコーダーも盗んでいませんし、逮捕されていませんよ。びっくりしましたか?これで驚くようなら、あなたは残念ながら情報リテラシーが不足しています。虚構新聞を熟読して勉強して下さいね。たまにはこういうのも面白いかと思って書いたんですけど、あんまりこういうこと、やらない方が良いですかね。

かっとなってやった。今は反省している。人生計画であなたの夢を目標に変えて実現する、シナジーブレインの安田修でした。それでは、また。